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指定文化財
◆指定文化財解説

琴引山及び由來八幡宮【町指定記念物】

琴引山
琴引山

 琴引山は標高1014メートルの山で、弥山とも呼ばれています。
 『出雲国風土記』によれば、この山の窟にオオクニヌシの御琴があり、そのために琴引山と呼ぶようになったと記されています。山頂近くには琴弾山神社が鎮座しオオクニヌシ命が祀られ、琴があったとされる大神岩や、穴神岩が残っています。平安時代には寺院が数多く建ち並び、修験道の聖地として信仰を集めたとも言われています。
 また、人々は、この山を祖神の去来する山として仰ぎ、農業のはじまる春になれば山から神をお迎えして豊作を祈り、秋の収穫が終われば山にお送りして来ました。
 古代の昔からこの地域の人々にとって、琴引山は特別な存在として意識されていたようです。本町にとって、貴重な文化遺産であることから指定を受けています。

 由來八幡宮は飯南町頓原に所在し、主祭神として誉田別皇命(ほんだわけのみこと)、足中彦皇命(あしなかひこのみこと)、気長足姫皇命(おきながたらしひめのみこと)を祀っています。
 社伝は、源頼朝の命を受けた田槙安房守が1196年(建久7)に鎌倉の鶴岡から現在の迫(佐古)に勧請し、1265年(文永2)に現在地へ遷座したと伝えています。以降、いわゆる「出雲八社八幡」の一つとして信仰を集めています。
 また、由來八幡宮に伝わる「由來八幡宮の頭屋祭行事」は平成6年に島根県無形民俗文化財に指定されています。

  • 区分:史跡
  • 指定年月日:昭和49年11月14日
  • 所在地:頓原
由來八幡宮
琴弾山神社
由來八幡宮
琴弾山神社
琴弾山神社から三瓶山を望む

比丘尼塚古墳【町指定記念物】

 比丘尼塚古墳は飯南町八神に所在します。直径およそ15メートルの円墳(方墳であった可能性も指摘されています)で、7世紀ごろ造られたと考えられています。墳丘は南側がかなり改変されていて、内部の横穴式石室の天井石が露出した状態となっています。
 神戸川上流部では比較的大きな墳丘を持ち、町内に残る、数少ない古墳として指定を受けています。

  • 区分:史跡
  • 指定年月日:昭和49年11月14日
  • 所在地:八神
比丘尼塚古墳
比丘尼塚古墳

大万木山の自然林(ブナ)【町指定記念物】

 大万木山は島根県と広島県にまたがる標高1218メートルの山で、山頂付近には落葉広葉樹の原生林が残っています。中でもブナの自然林は中国山地に残る数少ないものとして大変貴重であるとされています。ブナ林の樹齢は80〜100年以上と推定されており、なかには周囲が3メートル、高さが30メートルにもなる大木も存在しています。

自然林
  • 区分:天然記念物
  • 指定年月日:昭和49年11月14日
  • 所在地:頓原

 

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