飯南町の歴史と文化 ホーム サイトマップ 飯南町の歴史と文化
新着情報
◆新着情報
平成20年3月10日
 
 今年度、飯南町教育委員会(島根県飯石郡飯南町)は、平成19年度合併市町村地域資源活用事業の助成を受けて「飯南町銀山街道整備事業」を実施しました。
 
 2月末をもって、この事業が完了しましたので、事業の実施状況についてご報告します。


 

 飯南町銀山街道整備事業

  
   1.事業の趣旨と目的
 
 飯南町には、石見銀山から尾道へ続く銀山街道が残っています。この街道は、近世の初めごろ、石見銀山で産出した銀を運び出すために整備された街道で、江戸時代を通じて銀の輸送に利用されました。銀は街道沿いの宿場や村々の人々によって荷継され、尾道まで運ばれました。街道の宿場町赤名には飯南町のほぼ全域から荷継の人夫が集められ、三次までの輸送の役目を担いました。輸送は毎年冬に行われ、雪の中の赤名峠越えは、村人を苦しめたと伝えられています。銀山街道は私たち飯南町にとって貴重な歴史的地域資源であるといえます。
 
 石見銀山と尾道を結ぶおよそ130kmの銀山街道のうち、道路改良・舗装化・都市化などによって街道を銀や人が行き交った時代の面影をとどめる場所は少なくなりました。その中でも飯南町に残る、およそ10kmの銀山街道は、当時の様子をよく留め、特に飯南町下赤名の街道は脇に建つ古建築や周辺の里山風景と相まって当時の様子を彷彿とさせる景観を残しています。飯南町教育委員会では、地域の歴史的資源である銀山街道と街道周辺の古建築や里山風景を含めた文化的景観を将来に伝えるべき遺産として捉え、保護・保存するを目的に事業を実施しました。
 
 また、この整備事業では、銀山街道を訪れる観光客の受け入れ体制の充実を図ることを目的に銀山街道案内板・史跡標柱の整備、銀山街道マップの作成、銀山街道ガイド養成講座を実施しました。さらに、飯南町の地域資源である銀山街道と住民による銀山街道をキーワードとした地域活性化の取り組みをより広く周知するため、「銀山街道古建築解体ワークショップ」「古建築修復壁塗り体験」「銀山街道ウォーキングイベント」を併せて実施しました。



   2.事業項目と事業概要

   @銀山街道脇に建つ古建築の修復(→詳細はこちら
    老朽化により倒壊の危険があった古建築を修復しました。古建築を銀山街道の景観を
   構成する要素の一つとして捉え、建築様式等を後世に伝えるために、専門家による調査
   を行い、調査結果をもとに、解体・修復を実施しました。調査の結果と修復の様子
   は、報告書にまとめました。
    解体作業にあわせ、「古建築解体ワークショップ」、「壁塗り体験」を実施しました。
                                          
   A案内板・標柱等の整備(→詳細はこちら
    飯南町の銀山街道に設置しました。
     a)銀山街道案内板(飯南町の銀山街道全体図:道の駅「赤来高原」に設置)1基
     b)史跡標柱(一里塚などの史跡に設置)6本
     c)道しるべ(街道の分岐点などに設置)5本
     d)赤名宿説明板(酒づくり交流館前に設置)1基

   B銀山街道イラストマップの作成(→詳細はこちら
    銀山街道のルートと、街道の歴史をイラストでわかりやすくまとめたマップ作成しま
   した。街道の散策に便利なミウラオリ仕様で、飯南町内の道の駅で販売しています。

   C銀山街道ガイド養成講座の実施(→詳細はこちら
    銀山街道の案内人を養成するため、6回の講座を行いました。

   D銀山街道PR事業の実施(→詳細はこちら
    銀山街道について認識を深め、同時に地域外への周知を行う目的で、「銀山街道」
    ウォーキングイベント」「情報誌への広告記事掲載」を行いました。



「合併市町村地域資源活用事業」は、地域活性化センターの助成事業の一つです。
地域活性化センターは、活力あふれ個性豊かな地域社会を実現するため、まちづくり、地域産業おこし等、地域社会の活性化のための諸活動を支援し、地域振興の推進に寄与することを目的として、設立された財団法人です


 詳しくは同センターホームページ(下記バナーよりお進み下さい)をご覧下さい。
 

▲トップ

 

〒690-3207 島根県飯石郡飯南町頓原2084-4番地 飯南町教育委員会 TEL:0854-72-0301 FAX:0854-72-1354  記事・画像転用禁止