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新着情報
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平成20年10月22日

 11月16日(日)、飯南町(島根県飯石郡)で「鉄穴流し講演会」が開催されます。

 「鉄穴流し」・・・「かんなながし」と読みます。みなさん耳にされたことがあるでしょうか?
 砂鉄と木炭から鉄を作り出す「たたら製鉄」は日本独自の製鉄法です。砂鉄を多く含んだ地層と森林資源が豊富な中国山地では古来より盛んにたたら製鉄が行われてきました。
 「鉄穴流し」とは、砂鉄を含んだ山を切り崩し、その土砂を水路に流して砂鉄をより分けて採集する方法をいいます。
 飯南町のたたら製鉄の歴史は中世にまでさかのぼり、山々を切り崩し砂鉄を採集した「鉄穴流し」の様子が今も町内各所に残っています。そんな飯南町で、かんな流しについての講演会と現地を散策するウォーキングの催しがあります。
 
「鉄穴(かんな)流し講演会」

開催日 平成20年11月16日(日)
場 所  来島基幹集落センター(島根県飯石郡飯南町野萱311−2)

日 程  10:00〜11:00 講演「かんな流しの歴史」
                  貞方昇氏(山口大学教育学部)

      11:00〜11:30 発表「かんな流し由来の水路跡調査」
                  信原優子氏(京都大学大学院修士1年)

      13:00〜15:00 かんな流しウォーキング(自由参加)
 かんなかんな流しの地形が残る飯南町琴麓周辺を講師や地元の方に案内してもらいながら散策します。(歩きやすい服装で参加してください)
 かんな流しウォーキングルートの案内看板設置も予定しています。

☆参加費は無料ですが申し込みが必要です。(締め切りは11月9日)
☆申し込み・お問い合わせは
  島根県中山間地域研究センター情報ステーション
  (電話0854−76−3828) 担当 和久利さん・信原さんへ。


 飯南町では、たたら製鉄跡をはじめ、300ヵ所もの製鉄遺跡が確認されています。平成10年には国内最大級のたたら製鉄の地下構造(弓谷たたら)も発掘され、近世から近代初頭にかけ、一大重工業地帯を形成していたことがわかっています。たたら場へ砂鉄を供給するため町内各所で盛んにかんな流しが行われたことと推測されます。
 かんな流しを利用して造成された棚田、所々に残るかんな残丘や水路跡。なにげなく目にする私たちを取り囲む風景にも地域の歩んだ歴史が刻まれているようですね。ご参加お待ちしています。

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