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飯南町だより
 ◆飯南町だより

 指令!むらさきを探せ!!                                                       

 6月17日、飯南町で行われた「むらさき探検隊」という催しに参加してきました。

 この催しは、自生している「ムラサキ」という植物を探そうという目的のもと、神田先生(広島大学)、瘻コ先生(元島根大学)を講師に迎え、地域の歴史や初夏の中国山地の植物を学びながら赤名峠周辺を散策するものです。


 「ムラサキ」は根の部分が染料として、また、生薬として用いられ、かつては日本全国の野山に自生していたと言われていますが現在は、絶滅危惧種に指定されるほど減少しているそうです。(現在、島根県では自生地は確認されていません。)
 

飯南町とムラサキの関係は今からおよそ1300年前に遡り、「野見野」(飯南町呑谷周辺)で「紫」が自生(栽培)されていたことが『出雲国風土記』に記されています。(『出雲国風土記』と「ムラサキ」については → こちら


 まずは、赤穴八幡宮の倉橋宮司さん宅で地域の歴史についてのお話と、お宅で栽培されている本物のムラサキを拝見。ムラサキの姿をしっかりと目に焼きつけました。
 
 自生ムラサキの発見者には「名誉町民の称号と飯南町産のコシヒカリ一年分(町長自腹)」という町長さんからの指令を受け、「一日限りのむらさき探検隊」出発です。

 神田、瘻コの両先生方、植物の知識についてはいうまでもありませんが、トークがとても楽しく、散策中も笑いが絶えませんでした。
 
 飯南町は自然の宝庫です、何気なく歩いている道にも新しい発見がいっぱい(のようです。)
 わたしはついつい←のようなものにばかり目がいって・・・。

 探検隊は赤名峠を越え、江戸時代の出雲街道跡を通って布野側へ抜けました。熱心な「探検」の結果、予定下山時間を随分オーバーしていたようです。
 知識満タン!お腹ぺこぺこ〜 ということで、地域の集会所へ移動し、飯南町の夢咲来(むらさき)グループ手作り、「ウワバミソウ」や「ウコギ」などの山菜の入ったお弁当をいただきました。おいしかったです。感謝。


 今回の探検、残念ながらムラサキを発見することはできませんでしたが、参加者の方々は充実した「探検」になった様子。たいへん満足されていました。
 大人気の「むらさき探検隊」(50名定員に対し、100名近い応募があったそうです)、また、再結成される日は遠くないようです。期待していてくださいね。
           最後に一句  (ムラサキ発見されず)   「町長さん こっそり 胸をなでおろす」  (^。^;)

ウツギ コアジサイ ササユリ ミズタビラコ(ムラサキ科)

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