飯南町の歴史と文化 ホーム サイトマップ 飯南町の歴史と文化
飯南町だより
 ◆飯南町だより

 プラチナドロップス。                                                            

 新着情報でもご紹介した地酒の「蔵出しイベント」が、3月1日(土)に酒づくり交流館を会場に行われました。

 この日は、雨や雪が降ったりやんだりする、あいにくの天候にもかかわらず、県内外から「あかぎ高原の地酒をつくろう会」のメンバーを中心に、およそ70人がこのイベントに参加しました。遠くは、飯南町の住民団体と交流をしている大阪や奈良の方もいらっしゃっていたそうです。


 参加者は、酒づくり交流館で「利き酒大会」を行った後、地下の酒蔵へ移動しました。(利き酒大会では、4名の方が見事正解され、商品をGet。ちなみに昨年の正解者はゼロです。腕、いや舌に自信のある方は来年、ぜひ挑戦してみてくださいね)


 イベントのオープニングは、尺八と琴の演奏です。蔵の中は独特の音響効果でとても良い雰囲気。皆さん聞きほれていました。わたしは特に、尺八の「もののけ姫」の演奏が良かったです(*^_^*)

 オープニングが終わると、いよいよ蔵出しです。「地酒をつくろう会」のメンバーが育て・収穫した酒米を、赤名酒造で、この1月に仕込んだ新酒です。酒米や麹からできたお酒のモトである「モロミ」を布の袋に入れてタンクの中につるし、圧力をかけて搾るのではなく、自重で自然に一滴一滴落ちるのを待ち、新酒を味わいます。この方法を「袋づり」と言うそうです。
 
 圧力をかけて搾ると、どうしても余計な甘みや雑味がお酒の中に出てしまうため、時間がかかってもこの方法にこだわっているのだそう。「袋づり」は、大量生産にはむきませんから、今日のお酒は、こういったイベントでないと味わうことができない貴重な味なのです。


 「つるされた」袋から出てくる新酒は、最初、少し濁っていますが、時間が経つにつれだんだんと透明に変わって行きます。袋の内側にモロミが付着して、お酒が「ろ過」される層がだんだん厚くなるからだそうです。

 お茶の葉を急須に入れてお湯を注ぎ、茶葉が十分に開くの待ちます。急須からお茶を注ぐとき、最後に残った一滴が一番おいしい。この一滴を「ゴールデンドロップ」と表現することがあるそうですが、今回の新酒もまさに、そんな表現がぴったり。輝くお酒の一滴はプラチナのようでした。

  年に一回(毎年3月)のこのイベントは、「あかぎ高原の地酒をつくろう会」が行うもので、会員であれば誰でも参加できます。
  現在2008年度の会員を募集中です。みなさんも会員になって、一緒にこの味、味わってみませんか?
  お酒の新境地が開けるくらいおいしいですから!!
 
 「地酒をつくろう会」については、会の事務局(赤名酒造内 電話0854−76−2016)へお問い合わせください。

▲トップ

 

〒690-3207 島根県飯石郡飯南町頓原2084-4番地 飯南町教育委員会 TEL:0854-72-0301 FAX:0854-72-1354  記事・画像転用禁止