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飯南町だより
 ◆飯南町だより

 オンリーワンの地域づくりと丹塗箭神話(にぬりやしんわ)                        

 赤い一筋の矢に姿を変えた大山咋(おおやまくい)という神に触れた女亀山(女神山)に住む玉依姫は、加茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)を身ごもり、赤穴山(篝丸山)で出産し、箭降森(やふらしのもり)にお鎮まりになった。

 丹塗箭神話は、飯南町赤名地域に伝わる神話で、「赤名」の地名由来になっているとても大切な神話です。神話の中に登場する女神山をはじめとする数多くの地名は、その地の呼び名として今に伝わっています。
 加茂別雷命の誕生を祝った「祝が原」
 玉依姫が機織りをした「織野」「織橋」
 玉依姫の父が泉の水を甕に仕込んで酒造りをした「泉山」「甕山」「酒谷」
 などなど。

 丹塗箭神話は、『古事記』や『山城国風土記』にも見え、古代賀茂氏の祖先神話でもありあます。遠い昔、赤名地域を開拓した人々、「赤名」のルーツを探る上でも貴重な神話といえます。(丹塗箭神話と赤穴八幡宮については→こちら

 上赤名自治振興協議会(飯南町)は、丹塗箭神話の里として地域を広くPRしていこうと、このほど、上赤名会館に看板を設置しました。

 看板は縦2.5メートル、横5メートルの大きなもので、神話の登場地やストーリーのイラスト入り。

 イラストは地元の絵本作家である「かげやままき」さんが手がけられたものです。

 上赤名地域は、相撲の元祖と言われる野見宿禰の本貫地。昨年は国道沿いに「野見宿禰ゆかりの地」という標示を設置されました。現在、「本貫 宿禰もち」なる商品を開発中との情報も・・。
 
 「〈オンリーワン〉を造り出すことは難しいけど、〈オンリーワン〉を探し出すことは自分たちにもできるはず。この地域で営まれた文化や歴史は私たちの誇れる〈オンリーワン〉だと思わない?」上赤名地域の活性化に携わる自治振興協議会の方のお話が心に残ります。
 
 歴史と文化をキーワードに活発な地域づくりが進められている上赤名地域。
 今後の展開がとても楽しみですね。

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