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飯南町だより
 ◆飯南町だより

 「姫之飯の里」飯南高原                                           


お米のコマーシャルを1つ。





中国山地の奥深く飯南高原(島根県)の山里に今もひっそりと受け継がれる奇祭がある。


姫之飯(ひめのえ)神事。


姫に扮した男性神職が米に対する信仰をたくさんの採り物を手に素朴な舞で表現する。      












一千年以上前にその起源をもつという姫之飯神事。


太古の昔 ここに暮らした我々の祖先は米が実る驚きと感動そして感謝の気持ちをこの舞に込めたにちがいない。






お米への「想い」を受け継いで・・・。


「姫之飯の里」飯南高原に今年もたくさんのお米が実りました。



     出雲国姫之飯の里から
 〜米心(こめごごろ)飯南高原米〜






●「飯南高原米」 
 
 「飯南高原米」・・・ご存知でしょうか?
 実は「飯南高原米」というお米、飯南町が今年からブランド名として立ち上げ、販売を開始したものなんです。

 

 飯南町は標高500メートル前後に位置する高原の町。あまり知られていませんが、飯南町は島根県でも有数の良質米の産地。


 猛暑日が続き全国的にもお米の質が著しく低下した今年でも飯南町は90%以上の一等米比率を維持。全国にその名を知らしめたのでした。


 ■飯南町のお米がおいしい理由
@標高500メートルの高原は昼夜の温度差が10度以上もある。特に収穫期のお米は冷気に触れて冬眠前の動物が脂肪をため込むように旨みをギュッと蓄えるんです。

A飯南高原は水の源。神戸川の源流地帯であるとともに、島根県の2大河川である斐伊川・江の川への支流をもつという奇跡的な地域。他の地域から流れてくる水はゼロ!水がとってもきれいなんです。

B飯南高原は中国山地の豪雪地帯。雪を憂う家臣に上杉謙信は「この雪は越後の米を育む宝」と諭したという。飯南町を取り囲む1,000メートル級の山々から流れる雪解け水は一年中地域を潤し、良質な米を育てます。

C出荷前に米の旨みチェック。「食味計」という米の旨み測定器により測定し、基準をクリアした米だけを出荷します。まずいコメは販売しません!!


 ■「おいしいお米食べくらべ」をしました
お米の銘柄を隠して3つの新米を試食し、どれが一番おいしい?実験を企画された方がいます。

試食に登場したのは・・・

 A 飯南高原米コシヒカリ 新米 (2400円/5kg)
 B 県内有名ブランドコシヒカリ 新米 (3400円/5kg)
 C 国内超有名ブランドコシヒカリ 新米 (4000円/5kg)

試食したのは14名。結果は。
 Aが一番おいしかったと答えた人・・・6名
 Bが一番おいしかったと答えた人・・・3名
 Cが一番おいしかったと答えた人・・・5名

 なんと!飯南高原米がおいしいランキング1番に輝いたのです。(うっそー)
 すごい!やったー!あのブランドより!!米のkg単価みてよ!!などなど いろいろ自慢したいところはあるけれど・・とにかく
 「飯南産米は 国内・県内産のすごくおいしい アノお米 と 同じくらいおいしい!」
と 言っていいんじゃないでしょうか!ということ。
(実際この食べくらべ企画をされた方も予想外の結果でホントにびっくりしたそうです)

 
 まだまだ その存在があまり世に知られていない「飯南高原米」。
 自分の町のことながら、飯南高原米が育つ環境は掛け値なしにとっても素晴らしいもの。実際のお米の味も実験の結果通りです。
 こうなってはもう、何が何でもおススメするほかはありませんな☆
 みなさんも一度、飯南高原米 いかがでしょう?

☆飯南高原米の購入に関する申込み・お問合せ
 島根県飯石郡飯南町頓原2319番地
 飯南町役場産業振興課
 電話0854-72-0313 FAX0854-72-1056



●姫之飯神事

 姫之飯神事は由来八幡宮(飯南町頓原)に伝承されている全国的にも珍しい神事で「由来八幡宮の頭屋祭行事」を構成する神事の一つとして島根県無形民俗文化財に指定されています。


 毎年11月7日夕刻、一日がかりで街を巡幸した「囃し子」が、賑やかに八幡宮の境内で最後の打ち上げを行う中、拝殿では静かに、また厳かに「姫之飯神事」が始まります。
 
 姫に扮した神職は米の収穫〜餅へ加工する過程を儀礼化したと言われる舞を神前に捧げます。神職は舞の中で稲ハデに見立てた竹筒、毛抜きや鏡、甑(こしき)など稲作に関係したたくさんの採り物を持ち替えますが中でも「竹筒にかけた稲穂」をもつ場面はこの神事の中でも特に重要とされ、「田の神出現」のシーンとも「稲」を「荷う」つまり稲荷信仰のはじまりを具現化するシーンとも言われています。
 
 「田の神」を祀るこうした祭りや「米」が実ることに対する崇敬の念に由来する素朴な祭りは、全国各地にあったと考えられていますが、そうした祭りは時代とともに減り、現在ではとても少なくなっているとのこと。そして、「姫之飯神事」のようにストレートに「米」に対する信仰を表現し受け継ぐ神事はとても希少です。

写真:田の神出現〜稲束を竹に掛け舞う神職


 米への感謝の心・米を敬う心を忘れなかった わたしたちの祖先。
 誇りに思って未来へ引き継いでいきたい行事ですね。

 長くなりましたが、最後はようやく「歴史と文化のページ」っぽく おしまいです☆

写真提供:姫之飯神事の写真は『山陰地方のお祭り歳時記〜山陰フェスタ』から借用・転載しています。

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