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飯南町だより
 ◆飯南町だより

 春の恵み                                                    

 長く厳しかった冬の影響で春の訪れが遅かった飯南町。
 毎年、4月中ごろに採れる「タラの芽」も今年はずいぶん遅れて5月の連休の収穫となりました。
 それから、例年ちょうど今頃が最盛期の「タキナ」。タキナを取りに山へ行ったのですが、やはり少し小さめ。山々の山菜もおよそ半月遅れの春となっているようですね。


 飯南町で「タキナ」と呼ばれるこの山菜。皆さんの地域ではどんな名前がありますか?
 「ミズ」とか「ミズナ」と呼ばれる地域もあるそうですが、正式にはウワバミ草と言うそうですよ。
 「ウワバミ」ってなんだか怖そうな呼び名ですが、この山菜は山の清流脇に自生している植物。山奥の、それこそ滝のような、絶壁の場所にもよくあり、ミズ・タキナ・ウワバミゾウいずれの名称もそんな環境を見たらナットクさせられる呼び方なんです。
 「人を丸呑みしたウワバミ(大蛇)が苦しみ、その消化を助ける薬として この草を食べている」という話もあるそうです。


 タキナは葉を取り除き茎の部分を食べます。
 飯南町では、食べやすい大きさに切ったタキナをゆでて、水を替え、食油でいためた後、だし汁、砂糖、醤油などで味をつけます。醤油の代わりに味噌を使ってもおいしいそう。

 また、
  タキナの茎の根に近い部分はねばり気があります。その部分のみを包丁でたたいてさらにねばりを出し、鰹節・醤油などで食べる!珍味だそうです。とくにお酒のお供に☆


さらに・・

 ゆで上がったタキナにお好みのドレッシングなどをかけてサラダのようにして食すのもおススメです。
 食感がとてもしゃきしゃき。水々しくて、山の新緑と清流の清らかさをいただいているような・・ホント春の自然の恵みを感じます。
タキナとワラビの醤油炒め煮
 

 東日本大地震に起因する原発事故と環境汚染。豊かで清らかな自然に囲まれて生きるありがたさ、大切さを改めて感じる今日この頃です。

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