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令和4年第4回飯南町議会定例会行政報告

ページID:0005390 更新日:2022年9月6日更新 印刷ページ表示

町長行政報告及び提案理由説明要旨

 本日飯南町議会が開会し、町長が次のとおり行政報告を行いました。

町長行政報告及び提案理由説明要旨(令和4年第4回定例会) [PDFファイル/708KB]

 本日、令和4年第4回飯南町議会定例会を招集いたしまして、開会の運びとなりましたことを、はじめにあたりまして厚くお礼申し上げます。
 提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして、諸般の事項についてご報告申し上げます。

はじめに

 はじめに、7月に行われました参議院議員通常選挙におきまして、現職の青木一彦参議院議員が、鳥取島根選挙区で3回目の当選を果たされました。心よりお祝いを申し上げます。
 青木議員におかれましては、これまで培ってこられた政治手腕を大いに発揮され、一層のご活躍を祈念いたしますとともに、均衡ある国土の発展に資するための「首都圏一極集中の是正」や、中山間地域が抱える諸課題の解決に、引き続き、ご尽力いただくことを期待いたします。

【知事要望​】

 次に、知事要望についてであります。
 先月31日、議長にも同席いただき、丸山知事に対し、本町の実情や喫緊の課題についてお伝えし、本町の発展のため特に必要な支援について要望いたしました。本年は、
 1.飯南病院の医療従事者等の確保
 2.企業誘致への支援
 3.令和3年豪雨災害復旧事業の促進
 以上の3項目を重点要望しております。
 丸山知事からは、「飯南病院は、中山間地域のモデルとして高く評価をしている。必要とされる人材を確保できるよう、取り組みたい」「企業誘致については、連携して取り組みたい」「令和3年豪雨災害復旧事業については、早期の事業進捗に努める」など、心強い回答をいただいたところであります。
 その詳細につきましては「広報いーなん」を通じてご報告いたします。

新型コロナウイルス感染症対策

 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。
 島根県内におきましては、7月は月別の新規感染者数が過去最高であった4千人台を大幅に上回り、2万3千人を超えるなど感染が急拡大し、8月は2万7千人を超え、感染者数が高止まりの状況になっております。
 本町におきましても、6月下旬から連日、新規感染者が確認され、6月は50人、7月は116人、8月は189人となっており、今月に入りましても、依然として連日感染者が確認されている状況にあります。
 今後、町内において今まで以上に感染が拡大しますと、飯南病院においては診療体制がひっ迫し、外来診療などを制限せざるを得なくなります。
 コロナウイルスは、誰もが感染する可能性があります。自分や家族が感染したとしても、感染を拡大させないために、発熱などの症状がある方は、仕事や学校を休み、外出を控えていただき、かかりつけ医などに連絡した上で受診されるようお願いいたします。
 また、「人と人との距離の確保」「マスクの着用」「手指衛生」などの基本的な感染対策、特に「換気」の徹底など、引き続き町民の皆様のご協力をお願いいたします。


それでは、総合振興計画の分野別の基本方針にもとづき、主要な施策について申し上げます。

1.自治・協働

 はじめに、自治・協働についてであります。

【総合振興計画等評価委員会及び座談会の開催

 先月2日に町民、各種団体、有識者などで構成する「飯南町総合振興計画等評価委員会」を開催し、総合振興計画に掲げる主要施策や総合戦略の進捗状況について、事業効果の検証や、施策に対する様々なご意見をいただいたところであります。
 また、先月23日から開催しております「町政座談会」につきましては、本年度も公民館単位の5地区に会場を設け、今月9日まで行う予定であります。既に実施しました会場では、町の本年度の取組や現状・課題などについて情報提供し、町民の皆様と意見交換させていただいております。
 評価委員会や座談会においていただいたご意見やご提案につきましては、「広報い~なん」や「町ホームページ」に掲載することとしておりますが、町としてしっかりと受け止めた上で、今後の行政施策を進めてまいりたいと考えております。

【ブランドメッセージプロジェクト

 次に、ブランドメッセージプロジェクトについてであります。
このプロジェクトは、まちの魅力やめざず姿を表したメッセージを、町民の皆様と共に作り、活用することを目的として、2月から取組を進めてきました。
 町民の皆様と4つの候補案を作成し、6月から7月にかけては、インターネットの活用や町内事業所の協力により「ブランドメッセージ総選挙」を行ったところであり、町内外から2,331票の投票をいただきました。
 現在は、投票結果をもとにメッセージを決定し、ロゴマークを作成しており、今月11日には、来島連坦地を会場として「お披露目イベント」を行うこととしております。
 今後は、決定したブランドメッセージを多くの方に周知するとともに、町民の皆様にも活用いただきながら、まちづくりの活性化に繋がっていくよう取組を進めてまいります。​

【特定地域づくり事業協同組合】

 次に、特定地域づくり事業協同組合についてであります。
 昨年10月に認定された「飯南町地域づくり協同組合」は、先月、新たに2法人が組合員として承認されており、町内事業所の組合員数は18法人となりました。派遣労働職員数につきましては、本年度の最終的な職員数が6名になるよう計画されておりましたが、来月には3名が採用される予定であることから、当初の採用計画を達成できる見込みであるとお聞きしております。
 町としましては、この制度によって人材不足の解消や人口減少対策へとつなげていき、都会から本町への「人の流れ」を作ってまいりたいと考えております。

【住民主体の地域づくり】

 次に、住民主体の地域づくりについてであります。
 本町では、住民主体の魅力ある地域づくりを推進し、UIターンの促進につながる取組を支援するため、令和2年度に「飯南町みんなでつくる価値ある『いいなん暮らし』創生補助金」を創設しております。
 自治区単位で、補助金の活用を検討いただいているところでありますが、野萱自治区振興会におきましては、来島連坦地内にあります旧塩屋旅館の改修を支援され、同施設は「Cafe and Gallery 鐘や」として先月1日にオープンされております。
 この施設では、絵画や現代工芸など様々な企画展示を楽しめる「ギャラリー」や、学習支援館を利用する中高生を支援するための「中高生食堂」があり、地域の賑わいや活性化が図られると期待しております。
 この補助金の交付期限は、令和6年度までとしていることから、町としましては、各自治区で補助金の活用も踏まえた主体的な取組が進むよう、支援を強化してまいります。

【若者と女性の活躍支援】

 次に、若者と女性の活躍支援についてであります。
 先月24日から30日まで、松江市内において「飯南の輝く女性展」が開催されました。
 この企画は、「町内で生き生きと活動する女性を広く紹介したい」との思いから、町内有志による実行委員会が立ち上げられて開催されたものであり、会場には、絵本作家のかげやままきさん、おし花グループ、先月オープンした「鐘や」のギャラリーを運営する画家、山浦めぐみさんの作品が展示されておりました。
 訪れた方に本町の魅力を知っていただく良い機会になったのではと感じるとともに、町としましては、若者や女性の参画による企画や提案を、しっかりと支援してまいりたいと考えております。
 なお、今回の展示会には「飯南町若者と女性の活躍応援事業補助金」が活用されておりますが、本年度は当初の見込みを上回る団体数が事業の実施を検討されていることから、補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

【ブランドメッセージづくりプロジェクト】

 次に、ブランドメッセージづくりプロジェクトについてであります。
 本年度の事業として、「まち」の魅力や目指す姿を表した言葉「ブランドメッセージ」を、町民の皆様と作成し、協働のまちづくりを進めるプロジェクトを行っております。
 28名の参加者とともに全5回の話し合いを行い、先月の最終回では、5つのグループからメッセージの(案)を作成していただいたところであります。
 今後は、複数の(案)に対し、町民の皆様や本町に関わりのある方から投票いただき、それを基に本町のブランドメッセージを決定したいと考えております。

2.教育・文化・子育て

 次に、教育・文化・子育てについてであります。

【教育環境基本方針検討委員会

 はじめに、教育環境基本方針検討委員会についてであります。
 飯南町教育環境基本方針検討委員会につきましては、これまでに2回開催し、委員の皆さんからは「子どもたちが飯南町に帰って来たくなるように、まちづくりとセットで教育環境を考えたい」「保小中高一貫教育や地域とのつながりなど飯南町の良さを教育に活かしたい」など活発なご意見をいただき、大変心強く感じたところです。
 また、6月27日の第1回検討委員会にあわせて、島根大学教育学部 作野広和教授による「地域と学校の未来シンポジウム」を開催し、飯南町の未来を考えながら地域全体で今後の教育環境のあり方を検討するよう助言をいただいたところです。
 これから2年間、定住や子育て環境、学校教育や社会教育、地域とのつながりなど、幅広い視点から検討を進めてまいります。

【飯南高校の生徒数確保

 次に、飯南高校の生徒数確保についてであります。
 本年の「県外生留学合同説明会」等は、コロナウイルスの影響によりオンラインでの開催となっており、計4回の説明会を行い、東京や大阪などから約200組の参加がありました。
 また、先月27日には本町以外の県内中学生を対象としたオープンハイスクールが開催され、県内42名の生徒が参加し、飯南高校の教育活動や学校生活を見学されました。
 来月1日には、県外生を対象にオープンハイスクールを開催予定としており、全国から集まってくる生徒に、生命地域学や習熟度別少人数指導など、特色ある取組や魅力を大いにPRし、飯南高校の生徒数確保に向けてしっかりと取り組んでまいります。

【飯南高校生の活躍

 次に、飯南高校生の活躍についてであります。
 7月に開催された、第104回全国高等学校野球選手権島根大会において、野球部が持ち前の粘り強さで次々と強豪校を撃破して初の決勝進出を果たし、浜田高校と甲子園出場をかけて戦いました。
 惜しくも甲子園出場の夢は叶いませんでしたが、球場にはスタンドを埋め尽くす多くの町民が足を運び、全力でプレーする選手たちの姿に惜しみない声援を送っていただきました。
 野球部の活躍は「ミラクル飯南」として、小さな町の公立高校の快進撃が全国的に報道されたことから、県外の本町出身者からも多くの応援メッセージをいただきました。
 厳しい練習を積み重ね、持てる力を十分に発揮してくれた選手の皆さん、そして、ご指導いただいた監督をはじめ指導者の皆さんに、心から敬意を表します。

 報道部においては、島根県大会で優秀な成績をおさめた小野田花菜(おのだ はな)さんが、第69回NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門に、また、板垣颯哉(いたがき りゅうや)さんが、第46回全国高等学校総合文化祭朗読部門に出場しました。小野田さんにおきましては、準々決勝への進出を果たされており、報道部のレベルの高さを存分に発揮してくれました。
 7月23日に広島県安芸高田市で開催された第11回神楽甲子園には、神楽愛好会が出場しており、練習の成果を十分発揮し、「神楽伝承奨励賞」を受賞しました。
 先月6日には、吹奏楽部が第63回全国吹奏楽コンクール島根県大会に出場し、高等学校小編成の部において金賞を獲得しました。
 高校生の皆さんが活躍していることを大変うれしく思い、ご指導いただきました教員職員をはじめ、生徒を支えてくださった保護者、ご支援いただいた後援会やOB会など関係団体や地域の皆様に心より感謝申し上げます。

【飯南町二十歳のつどい​】

 次に、「飯南町二十歳のつどい」についてであります。
 先月15日に「令和4年度飯南町二十歳のつどい」を開催しました。
 当日は38名の若者が出席し、式典終了後には、お楽しみイベントとして、恩師からのメッセージや「飯南町ご当地クイズ」などの企画で大いに盛り上がり、出席者は友人や恩師との久しぶりの再会を喜び、それぞれの近況を語り合うなど、楽しいひと時を過ごされる姿が見られました。
 コロナ禍で様々な制約がある中、懸命に頑張っている若者たちの門出を祝福することにより、ふるさと飯南町への想いを強く感じていただける有意義な式典となりました。

若者の活躍​】

 次に、若者の活躍についてであります。
 このたび、町内の若者で構成する軟式野球チーム「スラッガーズ」が、島根県及び中国地区の予選大会を勝ち抜き、今月10日から宮城県で開催される「第66回高松宮賜杯全国軟式野球大会」に出場されることとなりました。
 先日、出場激励会を開催し、私からも全国制覇を目指して活躍していただくようエールを送らせていただいたところです。
 本町の若者が全国を舞台に活躍するという明るい話題は、コロナウイルスにより閉塞感が漂う中で、町民に元気を与えてくれるものであり、私も大変うれしく思っております。

飯南町ソフトボール協会の発足​

 次に、飯南町ソフトボール協会の発足についてであります。
 2030国民スポーツ大会ソフトボール競技の開催に向けて、これまで島根県ソフトボール協会、飯南町体育協会など関係団体の皆様と組織の設立に向けた検討を進めてまいりましたが、このたび組織体制が整い、先月25日に飯南町ソフトボール協会発足式が開催されました。
 町ソフトボール協会は、20代から50代の幅広い年齢層のメンバーで構成され、2030国民スポーツ大会に向けたソフトボール競技の普及振興や公認審判員の育成などにご尽力いただきます。
 町としましても、町ソフトボール協会をはじめ関係団体とともに力を合わせ、国民スポーツ大会への機運を高めながら、今後必要となる会場施設や備品などハード面の整備について、県や関係団体と十分に連携して年次計画で進めてまいりたいと考えております。​

子ども広場の整備​】

 次に、子ども広場の整備についてであります。
 本年度は、「みんなの広場来島交流センター」の敷地内に、保護者の方からの要望が大きかった3歳未満の小さなお子さんを対象とした遊具を整備することとしております。
 すでに工事は発注しておりますが、事業を進める中で、子どもたちの安全面への配慮から、防護フェンスについて計画を変更したく、補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

3.産業

 次に、産業についてであります。

【農業の振興】

 はじめに、農業の振興についてであります。
 長期化するコロナウイルスの影響や近年の食志向の変化に伴う米需要量の減少により、過年産米の在庫解消が進まないことから、昨年は大幅な米価下落を招いたところであります。国では、需給均衡を図るために、主食用米の作付面積を全国で3万9千ha(3%)削減する必要があると試算されておりましたが、本年は主産地を中心に積極的な作付転換が図られた結果、目安を超える4万3千haが削減される見通しとなるようであります。作柄が平年並みであれば、来年の民間在庫量は適正水準の範囲となり、需給状況の改善が見込まれる状況になってまいりました。
 このような背景の中、先日、令和4年産米のJA概算買取価格が公表されました。本町の買取価格(仮払金)は、「1等特別栽培コシヒカリ」で6,500円/袋(前年比300円増)、「慣行栽培コシヒカリ」で6,250円/袋(前年比300円増)、「低タンパクのCE特別栽培コシヒカリ」で6,850円/袋(前年比400円増)と、いずれも昨年価格を上回りました。
 昨年の大幅下落を埋めるまでの価格とはならず不満は残りますが、更なる下落や据え置きとならなかったことに少し安堵しているところです。
 しかしながら、世界的な肥料や燃料等の価格高騰を受け、生産コストは大幅に上昇しており、農業生産は依然厳しい状況が続いております。
この対策として、国は近く支援金を交付する方向で準備されており、町としましても、農業者がこの支援を確実に受けられるよう、県やJAなど関係機関と連携し調整してまいりたいと考えております。
 また、良質米である飯南米がレベルに応じた有利販売となり、その結果が米価にも確実に反映されるよう、引き続き関係機関と連携し、飯南米のPRに積極的に取り組んでまいります。​

【畜産飼料高騰対策​】

 次に、畜産飼料高騰対策についてであります。
 コロナウイルスやウクライナ情勢、円安の進行などの影響が重なり、畜産で必要となる飼料価格は過去最高値を記録しています。畜産経営では飼料費の割合が高いことから、農家にとっては先行きが見通せない厳しい状況が続いております。
 価格高騰分につきましては、本来ならば製品出荷価格に転嫁すべきものでありますが、酪農では生乳価格が生産団体と乳業メーカーの原則年1回の交渉により価格が決められること、また、和牛生産においても市場で価格が決まることから、高騰分の反映には相応の時間が必要となります。
 今回の飼料高騰に対しては、国、県も高騰分の一部を補填する予算を確保し対応することとされておりますが、急激な価格高騰に対し十分な対応となっておらず、なおも農家の負担が残る状況であります。
 本町にとって畜産業は、農業生産額で最大のウエイトを占める重要な産業であります。性質上、一度生産基盤を失うと容易に再生ができないことから、今回のような過去に例を見ない苦境を何とか乗り越えることができるよう、町としても残る農家の負担分に対し支援をしたいと考えており、この対策について補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。​

【JA肥育事業撤退方針に関する対応

 次に、JA肥育事業撤退方針に関する対応についてであります。
 雲南市・奥出雲町・飯南町の3市町及びJAしまね雲南地区本部は、広域的な農業振興を図るため、雲南農業振興協議会を構成し、これまで生産から販売まで一貫した奥出雲和牛振興事業に積極的に取り組んできました。
 こうした背景に配慮無く、JAしまねでは6月に開催された理事会において「和牛肥育事業からの撤退方針」を一方的に決定し、7月6日に突然の報道がなされました。
 奥出雲和牛ブランドは、市場から高い評価を受け、地域に欠くことのできない主要な産業に成長しているところでありますが、今回の方針決定は一貫して取り組んできた振興策を全く無視するものであり、極めて遺憾であると考えております。
 このことから、7月19日に雲南市長、奥出雲町長と共にJAしまね石川代表理事組合長に対し緊急要請を行い、「肥育事業の継続」「地域の施設と連携した奥出雲和牛生産基盤の構築と持続的な事業体制の確立」「和牛生産農家に向けた振興策の説明」を求めたところであります。また、同日には丸山知事にもJAに対する指導支援を求める緊急要請を行っております。
 今後も、雲南農業振興協議会を通じて自治体とJAが連携し、雲南地域の和牛生産基盤の持続的発展と奥出雲和牛ブランド力の一層強化に向け、積極的な取組を展開してまいりたいと考えております。

【J-クレジットの販売状況

 次に、J-クレジット(二酸化炭素等の排出削減量・吸収量)の販売状況についてであります。
 本年度から町有林を活用して販売を開始しているクレジットについては、SDGs(持続可能な開発目標)の達成やカーボン・オフセット(二酸化炭素の削減活動や埋め合わせ)による脱炭素経営に取り組む県内外の企業から問い合わせをいただいておりますが、株式会社日本旅行より、JRでの移動による二酸化炭素排出量に対してオフセットを行う旅行商品に活用するためのクレジット購入希望があり、6月に売買契約第1号として販売いたしました。
 今後も、購入希望企業への販売を促進し、本町森林ブランドイメージの一層の向上に繋げてまいりたいと考えております。

【観光の振興】

 次に、観光の振興についてであります。
 長期化するコロナウイルスの影響により、町内の各施設の入込客数は減少傾向にありますが、屋外観光施設である赤名観光りんご園においては好評をいただいており、昨年度は9,726人の入込がありました。本年度も先月からブルーベリー狩りもスタートしており、昨日からはリンゴ狩りもスタートいたしました。
 本年度も多くの方にご来場いただけるよう期待するところであります。
 また、先月21日には、コロナウイルスの影響により中止されていましたサイクリングイベント「やまなみ街道クライムライド2022」が、飯南町観光協会の主催により、本町をはじめ周辺市町を舞台に3年ぶりに開催されたところであります。
 大会には145名の参加があり、参加者は、コース周辺のすばらしい自然や、補給を行う休憩所で提供される地域食材を満喫され、大盛況の大会となりました。

【商工業の振興​】

 次に、商工業の振興についてであります。
コロナ禍において、町内の消費を喚起し、家計の一助とし、町民と町内商工業者の元気回復につなげるために行っていました、第3弾の「元気回復券事業」は、先月末を期限として終了いたしました。
今後の更なる消費喚起対策として、1セット6千円分の商品券を4千円で購入することができる「プレミアム商品券発行事業」を実施し、町民と町内商工業者のさらなる元気回復につなげたく、補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
また、コロナウイルスの影響により、国内ではIT産業の新たな働き方が急速に拡大・浸透しております。このことから、町内でのサテライトオフィス(企業の本社・本拠地から離れた場所に設置する小規模な事務所)のIT関連企業等の誘致に向けた戦略の策定等、誘致活動支援の業務委託を行い、町内での新たな雇用の場の創出、町外からのU・Iターンによる人材確保にも繋がるよう、取組を進めるため、補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

道の駅頓原周辺エリア整備計画​

 次に、道の駅頓原周辺エリア整備計画についてであります。
 道の駅頓原につきましては、平成5年度のオープン以来、地域情報の発信など多様な役割を果たしています。また、周辺には情報交流館をはじめ本町の観光・産業に寄与する施設が集中しており、地域拠点としての役割も果たすなど、重要なエリアでもあります。
 しかしながら、これらの施設は順次設置されてきたこともあり、エリアとしての一体感に欠けるとともに、施設の経年劣化がみられ、利用者が必ずしも満足できる状況ではないと認識しております。
 このことから、各施設や緑地公園、大しめ縄創作館などを含めた、周辺エリアの一体的な整備を検討したいと考えており、先月1日に「道の駅頓原周辺エリア整備計画策定委員会」を開催いたしました。
 今後も定期的に委員会を開催することとしておりますが、本年度中に整備計画を策定したいと考えており、補正予算に所要額を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

志津見ダム周辺地域の活性化対策​】

 次に、志津見ダム周辺地域の活性化対策についてであります。
平成23年6月の志津見ダム完成から10年が経過し、この間、尾原ダムや中流域の斐伊川放水路の整備が完了し、下流域の治水安全度の向上が図られております。
 来月9日には、コロナウイルス感染拡大により延期となっていましたダム完成10周年、フラワーイベント30周年を記念し、コスモス祭を開催したいと考えております。
 また、本年度は昭和47年7月の水害から50年目となる節目の年でもあり、本町におきましても、本庁舎をはじめ各支所において先月19日まで「昭和47年7月洪水のパネル展」を開催したところです。
 当時の洪水被害そのものを知らない世代が増えている中、今後も防災に対する意識や志津見ダムの必要性を啓発するとともに、再開するフラワーイベントを通じて地域の活性化に繋げたいと考えております。
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4.保健・福祉

 次に、保健・福祉についてであります。

【コロナウイルスのワクチン接種】

 はじめに、コロナウイルスのワクチン接種についてであります。
 4回目のワクチン接種は、高齢者施設で7月中旬から開始し、一般の方は7月から8月にかけて集団接種を行っております。先月末現在の接種対象者60歳以上2,430名のうち、接種を終えた方が1,988名で81.8%となりました。
 また、今後も3回目接種や初回接種の方への対応が想定され、新たに5歳から11歳のお子さんへの接種も努力義務になったことから、接種をご希望の方に対する相談や接種機会の体制を整えてまいります。
 なお、国からは、早ければ今月中を目途に「オミクロン株対応のワクチン接種」も開始する旨の通知があったことから、接種に向けての周知や準備を進めてまいります。​

【長寿のお祝い

 次に、長寿のお祝いについてであります。
 本町にお住まいで、本年度に百歳を迎える方に、内閣総理大臣から「お祝い状と記念品」が届きましたので、敬老の日に合わせて伝達することとしております。
 百歳を迎えられる方は、安部勝枝(あべ かつえ)さん、松田ミツヱ(まつだ みつえ)さん、田邊辰枝(たなべ たつえ)さん、三上善江(みかみ よしえ)さん、本田富士惠(ほんだ ふじえ)さん、難波冬子(なんば ふゆこ)さん、以上の6名であります。
 対象となる皆様は、各種の福祉サービスを受けながら、お元気にお過ごしであり、心からお祝い申し上げますとともに、これからも健やかに日常生活を送っていただきたいと願うところであります。
 なお、敬老会につきましては、本年度も一堂に会して開催できる状況にありませんので、今月19日の敬老の日に、私から「お祝いのメッセージ」をケーブルテレビでお伝えさせていただきます。

【病院事業の運営

 次に、病院事業の運営についてであります。
 昨年度の運営状況につきましては、令和2年度に引き続き、コロナウイルスの影響があったものの、外来部門は、患者数が増加に転じ、収益は、以前の水準に回復しています。しかしながら、入院部門は、院内感染防止対策による影響や入院適用となる疾患の減少がみられ、直近の5 年間で最も少ない患者数となり、病床利用率は、60.0%となりました。
 昨年度の決算につきましては、入院患者減少による入院収益の減少が大きかったものの、令和2年度に引き続き、コロナウイルス対策を目的とした補助金などが交付されたことやコロナウイルスワクチン接種による委託料の増額などにより、4千9百万円余の黒字となりました。
 未だ収束の見通しが立たないコロナウイルスへの対応も行いながら、地域に必要な医療を持続的に提供できるよう、適正な病院運営と健全経営に取り組んでまいります。

5.生活環境

 次に、生活環境についてであります。

【災害時における支援に関する協定​】

 はじめに、災害時における支援に関する協定についてであります。
 6月29日に、三菱自動車工業株式会社様、西日本三菱自動車販売株式会社様及び本町との間で、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結いたしました。
 三菱自動車工業株式会社様におかれましては、日本各地の大規模災害において、人員や物資の輸送、電源としての活用のための電動車両を被災地に派遣されており、災害時における支援について十分な経験を積まれております。
 この度の協定により、町内において災害による大規模な停電が発生した際に、電動車両等を配置いただけることとなりました。有事の際に、携帯電話やポットなどの電化製品へ電力を供給することが可能となり、避難所での利便性の向上につながり、心強く思うところであります。

【大雨による災害​】

 次に、大雨による災害についてであります。
 本年は、梅雨入り後の出水期において、近年多発する豪雨に見舞われることはありませんでしたが、7月18日から19日の大雨により、道路1件、河川2件、農地1件、農業用施設1件、その他応急的に対応が必要な箇所を含めると、4千万円を超す被害が発生しました。
現在、昨年の7月豪雨で発生した数多くの被災箇所の復旧に取り組んでおりますが、併せて今回の被災箇所についても早期復旧に努めてまいります。
 なお、昨年度発生した豪雨による災害復旧の進捗状況は、先月末時点で農地災害71%、農業用施設災害56%、道路災害69%、河川災害27%が完了となっております。
 残事業については、林道災害を除き今月末には全ての発注が完了するする見込みであり、改めて、復旧に鋭意ご努力いただいています建設業者の皆様に感謝申し上げます。

【可燃ごみの広域処理に向けた基本合意書の締結

 次に、可燃ごみの広域処理に向けた基本合意書の締結についてであります。
 新たな可燃ごみ広域処理施設につきましては、雲南市・奥出雲町・飯南町の3市町共同で整備をめざすこととなり、7月12日に基本合意書を締結したところであります。
 今後は、基本合意書に基づき、用地の選定や施設の建設計画、施設運営に係る調整・検討を進めることとしており、令和14年度の供用開始をめざして取り組んでまいります。

【令和3年度一般会計決算

 次に、令和3年度一般会計決算についてであります。
 一般会計の決算につきましては、国の経済対策も含めた臨時的な措置があったことや、災害による特別な事情で、地方交付税の大きな伸びがあり、過去10年で最も多い、42億6千2百万円余(対前年3.3億円増)の交付額となりました。
 こうしたことから、実質収支は1億8千3百万円余となりました。
 しかしながら、町債残高は109億2千7百万円余と前年から微増しており、引き続き、町債の繰り上げ償還にも努め、健全な財政運営に取り組んでまいりたいと考えております。

【令和4年度一般会計補正予算

 次に、令和4年度一般会計補正予算についてであります。
 今回の補正は、コロナウイルス対策支援事業として、畜産飼料高騰対策、プレミアム商品券発行事業、そして、我々の生活を支えている、旅客業、運送業への支援など、5千3百万円余、他の主な補正としましては、IT関連企業等の誘致に向けた誘致戦略事業に5百万円余、そして先ほども申し上げましたが、健全な財政運営のための町債の繰り上げ償還に2億4千9百万円余など、総額3億9千6百万円余を計上しております。

 今回提案いたします議案は、令和3年度飯南町各会計の決算認定1件、財政健全化法に基づく健全化判断比率などの報告案件1件、専決処分の承認を求める、承認案件1件、条例関係2件、その他議決を要する案件2件、令和4年度飯南町一般会計補正予算(第4号)など、予算関係7件であります。

 以上、ご報告申し上げましたが、提出案件の詳細につきましては、後ほど担当課長に説明させることといたします。
 何とぞ慎重にご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

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