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主食用米の作付転換加速化支援事業(島根県事業)
主食用米の作付転換加速化支援事業
コロナ渦により米の業務用需要が減少し、令和4年6月末の民間在庫量も適正水準を超える見込みが示されており、依然として米価下落への心配が払拭できない状況にある。
令和4 年産米の需給均衡のためには、全国で21万トン、約4万ヘクタールの作付転換が必要とされるなど、今後の需給は不透明であることから、本県においても、主食用米から戦略作物等に作付転換を図るために必要となる体制整備として、施設・機械等の導入を支援する。
事業内容
各地域農業再生協議会の「水田収益力強化ビジョン」に位置づけた戦略作物等への作付転換を図るための体制整備として、生産性向上や低コスト生産を進めるために必要となる施設・機械等の導入を支援。
対象作物 | 導入する施設機械等の具体例 |
---|---|
WCS用稲、飼料作物 | ロールベーラー、ラッピングマシーン、運搬車両など |
麦、大豆、高収益作物(小豆、ハトムギ) | 汎用コンバイン、乾燥調製ライン(建物は含まない)、播種機など |
補助条件
新規転換水田 概ね5ヘクタール以上
事業実施主体
地域農業再生協議会、JA、生産者組織等(集落営農法人、個別法人含む)
※生産者組織については国際水準Gapまたは「安全で美味しい島根の県産品認証制度(美味しまねゴールド)」 の認証を既に取得している者、または事業採択から1年以内に新たに認証を取得する者のみが対象
補助率
二分の一以内 ※補助上限額5,000千円