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令和7年度町政座談会(質問・意見/回答)

ページID:0010263 更新日:2025年11月26日更新 印刷ページ表示

今年度の町政座談会は、より多くの方に町政に関する情報をお届けするため、映像を放送する形で行いました。

放送した映像はYouTubeでいつでもご覧いただけます。

YouTube飯南町公式チャンネル<外部リンク>

映像放送にあたり、町民の皆さんから事前に寄せられた質問・ご意見に対して回答します。

 

◆質問・ご意見への回答

質問 日本人戦犯の助命嘆願運動を展開した加納莞蕾氏について映画化する考えはないか。
回答  加納莞蕾氏による日本人戦犯赦免に関する活動と、恒久平和実現を希求し続けた生涯は、多くの人が知るべき真に尊い事績であることに共感いたしますが、飯南町が単独で映画化をする考えは今のところございません。なお、映画制作会社へは、本件の映画化の可否を伺うようにしています。

質問 以前販売していた清酒「野見宿禰」の復活についてどう考えているか。
回答 町として清酒「野見宿禰」を製造・販売の考えは今のところございません。
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質問 ​町内にお住まいの方で、「上赤名にある糘塚古墳は野見宿禰の墓と聞いている」という伝承をお持ちの方がいらっしゃる。伝承の聞き取りを含め、相撲の元祖 野見宿禰ゆかりの地~飯南町~として町を挙げて取り組んでほしい。
回答 町内にお住まいの方が野見宿禰と糘塚古墳に関する伝承を受け継いでいらっしゃるという情報をいただきましたので、伝承の記録保存に取り組みます。
質問 頓原に作る予定の子ども広場の件はどうなっているか。道の駅頓原の裏に整備するという話を聞いたが、その後の様子を教えてほしい。
回答

 町内4カ所目となる「こども広場」は道の駅頓原に隣接する「頓原緑地公園」への整備を予定しています。10月には、頓原地区の地域運営組織である「住みよい地域頓原会議」より「子ども広場についての要望書」が提出されました。要望書を参考に、来年度に向けて整備に取りかかる予定です。

 
質問 デマンドバスは降車場所が事前に設定された停留所に限定されているが、利用者の希望する場所で降車できるようにすると利便性が高まるのでは。
回答  デマンドバスは運賃を1乗車300円としており、タクシー利用より安価に利用できます。利用者が希望する場所で降車できるようにすると、タクシー事業と同じ運行になり、町内タクシー事業者の経営圧迫につながることも考えられます。
 デマンドバス運行については昨年度公共交通計画にる住民アンケートでも様々な意見をいただいており、これらの意見を運行に反映していきたいと考えます。
 
質問 町主催の防災訓練は、実際の災害を想定した訓練を本気ですべきではないか。多くの人が車で移動していたが、災害時は車移動できるかわからない。電話も使用できるかわからない。
回答

 6月に行った防災訓練は、自治区長・自治会長・組長の方を中心に、避難所開設の基本的な流れを確認することを目的として行いました。避難所運営など、実際の災害を想定した防災研修を毎年行っている自治区・自治会もあり、そうした自治区・自治会にとっては、今回の訓練は不十分に感じられたかもしれません。
 今後の訓練内容については、皆さんからのご意見を参考に、より実践的な訓練のあり方も検討していきたいと考えます。
 避難は徒歩で行うのが基本ですが、歩いて避難するのが難しい方や、距離がある場合は、状況に応じて車で避難することも考えられます。災害の状況によっては、道路が通れなくなることもありますので、早めの避難を心がけていただきたいと考えます

 
質問 これまでは町道草刈り作業ができていたが、人手不足が進み、対応できなくなっている。寺沢地区で除草剤散布により、のり面の崩れも起きている。地区の補助金で対応してくれとのことだが、町有地を地区の補助金で対応するのか。行政の考えを教えてほしい。
回答  町では、基本的に住宅のない集落間の連絡道等を直営で管理しており、集落内の町道については、農地や農業用水路の保全も兼ねて、町民の皆さんのご理解とご協力により共助により対応いただいてます。
 ご指摘の事例は、のり面上部にある農業用水路の管理に起因するものであることから対応をお願いしております。
 
質問 農業関係の補助金について尋ねたい場合、本庁舎まで出向くのは不便である。頓原基幹支所にも産業振興課職員を配置して対応してほしい。
回答  職員配置については、役場全体としては限られた人員の中でより効率的な配置となるよう努めています。中でも、産業振興課については専門的な分野の業務が多く、1人では対応が難しい業務も課全体で対応している現状もあります。従って頓原基幹支所に職員を配置することは難しいと考えています。
 農業分野においては11月より、担い手支援センター専任職員を配置したところであり、町民の方からのお問い合わせについては、必要に応じて、専任職員や担当職員が頓原基幹支所で対応するようにしたいと思います。
 
質問 狂犬病予防接種について、指定時間に行っても誰もいなかった。指定時間の間にはその場所にいるべき。休日に予防接種を行えばよいのでは。
回答 大変ご迷惑をおかけしました。再発しないよう、ご案内する内容の遵守を徹底します。
 
質問 従来通りの対面での座談会開催を希望する。対面に加え、パネルディスカッションを録画で放送するなどしてはどうか。
回答  今年度は教育環境基本計画住民説明会も開催したため、映像により町政について説明することとしました。町では「まちづくり懇話会」として、随時皆さんと顔を合わせ、町政や事業の推進状況について説明する取組を行っています。10名程度集まっていただき、関心のあるテーマを指定いただくと、担当課の職員が事業説明や意見交換をさせていただきます。ぜひ「まちづくり懇話会」もご活用ください。
 
質問 緊縮財政を推進し、若い世代につけを回すべきではない。
回答

 飯南町を将来にわたって維持していくために、国や県の補助金等に加え、有利な財源を活用して必要な事業を進めています。
今後も、ふるさと納税などの自主財源の確保にも努め、更なる経費の削減や業務の効率化を行いながら、より良いまちづくりを進めていきたいと考えています。

 
質問 町長は、飯南町の将来を考え、10年20年先についてどういうビジョンを持っているのか。
回答  第3次総合振興計画において、人口目標を総合目標に掲げ、「2035年に約3,600人、2045年に約3,200人」を維持していくため、10年後の目指すべき将来像を実現したいと考えています。
そのために、これまで公約に掲げてまいりました重点政策、
1「子どもたちの声が聞こえるまちづくり(少子化対策)」
2「安心・安全なまちづくり」
3「誇れる産業が継続できるまちづくり」
4「定住を進めるまちづくり」
5「歴史文化を感じるまちづくり」
これらの政策を拡充し、町民の皆さんがこのまちに住むことを幸せに感じていただけるよう、取組を進めています。
 
質問 塚原町長は任期1期を終え、2期目が始まったが、塚原町長だから実現できた成果を聞かせてほしい。
回答

 1期目の任期の前半は予期せぬ「新型コロナウイルス感染症対策」や「令和3年7月発生の豪雨災害への対応」に傾注しました。
公約に掲げた5つの重点政策を進めるため、「1.こどもたちの声が聞こえるまちづくり」では、保育関係では産休明保育の実施(10ヵ月→6ヵ月)や子ども医療費無償化を高校生までに拡大、こども広場の整備、飯南高校の存続に向けた魅力化事業の拡充、町営寮の整備、今後の本町にふさわしい小中学校の教育環境のあり方検討に着手しました。
 「2.安心・安全なまちづくり」では、最後まで生まれ育った場所で安心して暮らすことができるよう飯南病院を核とした「地域包括医療ケアシステム」を目指し、医療体制の維持や介護施設の存続支援に取り組みました。
 「3.誇れる産業が継続できるまちづくり」では、基幹産業として生業になる農林業を目指し、飯南米コシヒカリのブランド化、町推奨作物による水田園芸の推進、新規就農者へのリースハウス設置貸与、町有林整備を活用したJクレジットの販売、商工業においてはキャッシュレス化に対応する電子地域通貨「い~にゃんPAY」の導入、そしてあらゆる分野で不足する担い手確保対策として人材派遣会社「飯南町地域づくり協同組合」を設立しました。
 「4.定住を進めるまちづくり」では、住まいを確保し仕事を斡旋することで毎年人口の1パーセントの移住人口を増やすことができましたが、一方で進学や就職で町外へ出る若者も多く、帰ってきたい魅力的な仕事の確保が課題となっています。
 「5.歴史・文化を感じるまちづくり」では、歴史的価値の高い貴重な文化財の保存や本町が誇る大しめ縄創作の技術伝承など、後世に引き継ぐための取り組みを進めました。文化面では大規模集会施設で芸術文化に触れる機会を増やすようにしました。
以上、主だった施策を紹介しましたが、これからもまちの将来像に掲げる「笑顔と誇りを未来につなぐまち飯南」を目指して、住んでよかった・住み続けたいと思えるまちであり続けるよう誠心誠意取り組んでまいります。