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令和6年度町政座談会(質問・意見/回答)

ページID:0008340 更新日:2024年8月20日更新 印刷ページ表示

 

 

町政座談会を町内5つの会場で開催しました。町から、第2次総合振興計画の総括と教育環境基本計画の説明し、町民の皆さんとの意見交換を実施しました。

町民の皆さんからの質問・意見「Q」と町の回答「A」を紹介します。

谷地区(7月8日/谷笑楽校)

Q:谷の道路整備について。県道はハートフルロードとなっていて、各戸が出資し、整備が年2回。町道はほとんどが個人で草刈りをしているが、地元の個人では手が付けられないところがある。また、中学校への通学路なのに、草刈りができておらず、通学の生徒が危ない。

A:大型車両では木に当たってしまうことも少なくない。県道は、道路状況を確認して県に報告する。町道は、予算に限りがあるため、要望を一度に叶えることはできないが、現地を確認して対応する。

 

Q:地域で農業をしていきたいが、いつまで続くのか分からない。飯南町は米を推しているが、防除、温度、水管理などの情報はなかなか入ってこない。産業振興に関しては情報提供をしてほしい。

A:気温が上昇している状況で、東北地方での米の品質悪化が顕著。高温耐性が高い米に変えていくなどの協議をしている最中であり、情報提供も行っていく。

 

Q:現在、地方は教員が足りないという状況があるが、町では教員不足に対してどのように取り組んできたのか。

A: 県には、小規模校であっても教員に欠員が出ないよう配慮していただいている。今後も教員の負担をいかに減らすか分析をしていく。現在、町ではコミュニティスクール(※)を導入しており、地域全体で学校を支えていきたい。※地域住民が学校運営に参画できるようにする仕組み

 

Q:谷笑楽校が開校して約14年が経ち、芝生ができたり、交流が生まれたりするなどしている。昨年は2,500人が訪れた。これからもさまざまな仕掛けをしていきたいが、校舎もたいぶ痛んできた。「いいなん暮らし創生補助金」の今後はどうなっているか。保小中高一貫で取組をしているが、地区ごとに進めるのではなく飯南町全体で進める必要があるのではないか。

A:国の事業で改修したが、元々が古い建物なので、修繕も必要と思う。有利な財源を持ってきて、改修できればいい。「いいなん暮らし創生補助金」は今年が最後だが、支援をしていく。コミュニティスクールが全小中学校に導入されたので、地域全体で子どもを育てる取組を進めていく。

 

Q:自然環境について。年間でゴミ処理費用がかかっているので、コンポストを検討してはどうか。雲南市では希望者に配布している。連坦地や住宅街の方には役立つと思う。

A:まちづくり推進課で脱炭素の計画を策定している。すぐにでも、予算化して導入していきたい。ゴミの量が減れば、いろんな経費が削減される。至急取り組みたい。

 

Q:県道の圧雪で木が倒れたので県に連絡したところ、「町の管理なので、町に連絡する」と言われたが、連絡があったか。個人で草刈りをした場合、「なんで勝手に切ったのか」という声もあるし、「自分が切れないから切ってくれ」と言われたこともある。子育て世代、Iターン、高齢者には支援が充実しているが、働き盛りへの支援がないのでは。現役世代への支援も忘れないでほしい。

A:雲南県土とは密に連絡をとっている。道路沿いの木の処分については、法が変わり、所有者に対応してもらえない場合は、町が切れるようになった。まずは安心安全な道路の確保を最優先に進めていきたい。現役世代への支援としては、健康づくりへの支援などを行なっている。

 

Q:防災士の活動を教えてほしい。

A:防災士は各地区に1人ずつ配置を進めている。資格取得支援も行い、避難所の開設支援や、避難が長期化した際の避難者への負担軽減などに力を発揮してもらう。普段は訓練を行うなど、精力的に活動してもらっている。

 

Q:「せせらぎ号」を長く走らせている。将来的に町で更新するのか、自治振興で更新なのか。

A:車検の更新は町で行っている。車両の消耗は避けられず、公共交通全体を見て判断したい。その場合は、谷の皆さんや自治振興の皆さんと協議しながら進めていきたい。

 

Q:谷線はバイクの通行量が多く、スピードの出し過ぎで危ないので、なんとかならないか。

A:警察の力も借りながら進めていきたい。

 

Q:伐採後に植林する木がユーカリが良いと聞いた。伸びるのが早いようだが、色々調べていただいて新たな取組も進めてほしい。

A:皆伐・更新伐は、真庭市が先進地。15年経つと伐採して、バイオマス燃料として活用されている。今後の参考にさせていただく。

 

Q:住みたい街ランキングに入ることは、飯南町が認められている証拠で素晴らしいことだと思う。でも一番大事なのは、何人増えたか、出生率が上がったか。町長の挨拶で、子育てについて活動をしてきたからこんな結果だった、とPRしたらいいのではないか。

A:町の合併以降、最重要課題で取り組んできた。令和5年度は10人台。出生数を増やすために、要因をしっかり分析し対策していきたい。

赤名地区(7月17日/赤名農村環境改善センター)

Q:恒久平和に尽力した加納莞蕾(かんらい)の映画化をしてみてはどうか。映画化すれば小さな子どもでも見てくれるのでないか。

A:映画化について、教育委員会を通じて検討したい。

 

Q:座談会でどのような意見が出て、どのような対応をするのか。町民に知らせる仕組みはあるのか。

A:例年、座談会の翌月の広報誌にご意見とその回答について概要を掲載している。その後のフォローの仕組みについては今後検討をしていきたい。

 

Q:町有林の杉を花粉の出ない苗木に切り替えてはどうか。

​A:花粉の出ない杉は既に商品化されており、本町で造林をする際においても、検討していきたい。

 

Q: 薪ストーブ設置の助成があるが、ペレットは対象ではないのか。

A: 現在、補助対象としているのは薪およびチップで、ペレットは対象としていない。町内にペレット化する設備がないことから、まずは町内で供給可能である薪を対象としているが、ペレットについても検討していく。

 

Q:農業で分からない部分が多く知りたいが、情報がない。Uターン者に比べてIターン者への手当てが厚いように感じられる。Uターン者へも丁寧に説明をしていただきたい。

A:担い手不足は重要な問題となっており、Iターン者だけでなくUターン者にも活躍していただきたい。定住相談窓口を介すと、詳しい説明をすることができる。丁寧な説明を心掛ける。

 

Q:女性消防団員の勧誘方法はどのようにしているのか。

A:具体的には、役場の女性職員に対して、声掛けして入ってもらっている。男性には、元消防団員に対して、機能別消防団員として加入をしていただき、団員数の確保を図っていきたい。

 

Q:総合振興計画の評価指標は、定量的なものとなっている。定性的なものはないのか。(例えば新規就農者のやる気・モチベーションなど)

A:目標値は、できるだけわかりやすい形にするため、数値目標を掲げている。モチベーション等どのような指標が良いかは今後検討してきたい。

 

Q:いじめ問題やその影響で、学校に行けない児童がいる。もしこの場に、被害者本人・家族と加害者本人・家族が居た場合、教育長としてどういった声をかけるのか。

A:いじめについては、町内でも起こっており、要因については色々ある。まずは、学校において本人たちに事情を聞くこと。そして、一番大事なのは初動体制であり、いじめに至る前に発見することが大事だと考える。加害児童には、「いじめ」はよくないと言うことをしっかりと声掛けしていきたい。被害児童には、いろんな事情で苦しんでおられると思うので寄り添うことが大事であると思う。

 

Q:兵庫でのパワハラ問題があったが、もし、飯南町であった場合はどのようにされるのか。第三者委員会などがあるのか。若い職員が自由に発言ができ、仕事ができる職場作りを望んでいる。

A:ハラスメント事案が発生した場合は、複数の職員で構成する委員会で公平な目で見て、処分を含めて対応した例もある。風通しの良い、信頼関係の築ける職場となるよう、朝礼などで話をしている。

 

Q: 商業的に衰退している地区がある。スーパーやガソリンスタンドなど、撤退のないよう先手先手の対応をしてほしい。

A: 飯南町全体として、商業の後継者不足が深刻な状況。事業継承などをテーマに、商工会と月1回の会議を設けている。商工会と連携して、対応策を検討していく。

 

Q:飯南高校・農林大学校の保護者と話す機会があるが、「飯南町の良いところ、良いお店をもっと早く知りたかった」と言われることがあった。強くアピールしてはどうか。

A:外から来られた方にSNSなどの情報媒体を活用し、暮らしの情報、観光情報など情報発信をしてしていきたい。

 

Q:高校でのICT端末の使用について、授業中に必要のないことに使用している人がいる。使用規制をもう少し強くしたほうが良いのでは。

A:使用規制はタブレット導入時にも心配されていた。町内の小中学校は比較的モラルを守って使用されていると思っている。高校での使用状況は校長に情報提供してきたい。

 

Q:田舎あるあるであると思うが、飯南高校に入学すると赤来、頓原両中学校から入学した生徒のグループに、町外から新しく入ってきた生徒が入りにくい環境にあると思う。

A:保小中高一貫教育の良い所もあれば、逆に悪い部分もある。飯南高校は町外生が6割程度となっており、今後は今回のようなケースがさらに増えてくると思われる。中高の連絡会があり、そういった場でしっかり情報共有をしていく。町外から来られた学生への対応として、現状を確認し対応をしていく。

 

Q:放置状態の空き家が増えている。より強く声掛けしてもらえないか。

A: 固定資産税の納税通知の際に、空き家バンクの登録案内を同封している。危険な家屋があれば町としても要望をするので、ご連絡をいただきたい。

 

来島地区(7月24日/来島交流センター)

Q:道路標示の引き直しなどを町長が要望するとあったが、その結果はどうなったか。三日市地区は通学路でもあり、交通量も多いため優先的に対応してほしい。

A:横断歩道、停止線の引き直しについては県本部が一括して発注。要望箇所について一度に対応はできないが、通学路、事故のあった場所については優先的に実施したいと回答あった。町が調査した結果、約50カ所に白線の引き直しが必要な場所があり。それらの写真も添付して要望活動を行った。今後県でも予算対応していただきたいと考えている。

 

Q:町内の指定施設がクーリングシェルターとして利用できることが浸透していないので、気軽に立ち寄れる工夫をしてはどうか。

A:今年度から町内にクーリングシェルターを設置。暑さをしのぎ、ゆっくりできる場所として、テレビの設置など検討する。皆さんからも考えがあれば教えていただきたい。

 

Q:河川清掃について、ブロックや塀があって作業しづらい。草刈りをする者も高齢者であり、十分に対応できていない。付近が通学路にもなっているため対応が必要である。

A:現地の様子や地域の実情を聞かせていただき、今後の対応を決めていきたい。

 

Q:休耕田、放棄地管理をどうするか。 今後どう農業を維持していこうと考えているか。

A: 個人での農業経営が難しい中、組織化を進めている。少ない担い手で運営できるよう、スマート農業やデジタルの活用を進めていく。

 

Q:介護施設の担い手は少なくなるが、介護が必要な人は増える。どのように介護職員の確保をしていくのか。

A:いったん町外に出た若者が帰ってこられる職場づくり、受入れ体制を整えていく。

 

Q:介護年齢をあげるには食育が大事。食生活改善推進員のメンバーも少なくなっていると聞く。啓発活動などを行ってほしい。

A:健康維持のためには口から食べることは大切。食育に関する啓発など各地域に保健師が出向く体制を整えており、今後対応していきたい。

 

Q:「小さな拠点」とはどういう仕組みか。また、赤名地区、頓原地区での取組が進んでいないのはなぜか。

A:「小さな拠点」は、地区ごとに困りごとや実情を把握し、解決するという国が推進する取組。行政の押し付けではなく、地域に合わせて推進するため地域間で差が出る。赤名・頓原地区についても引き続き地域づくりを進めていく。

 

Q:飯南町の介護の現状を高校生は知らない。職場見学や授業でも介護や福祉の話を聞く機会がないので、そういう場を設けては。

A:飯南町は人口の割に多くの福祉施設があり、従事者割合も多い。古くからきめ細かい対応をしている。学校で町の現状を生徒に説明する機会はなかった。介護職の魅力、助成金など説明する機会を作りたい。

 

Q:保小中高一貫教育は飯南町ならではの取組であり、もっと推したら良いのでは。

A:飯南町は保育所から高校までが連携した会議があったりする。保育所から取り組めることが魅力であるので、十分にPRしていきたい。

 

Q:農業・福祉分野の人手不足が課題となっているが、都会には田舎で農業・福祉に従事したい人がおり、そういう人にアプローチできていないと感じる。まずは飯南町を知ってもらう、来てもらうきっかけが必要。町から移住を検討している人にどうアプローチしているのか。人を集めるイベント等への補助金もあると良い。

A:県や定住財団主催の定住フェアに参加し、移住検討者にアプローチしている。まずは情報発信としてHPを強化。SNS等でも発信をしていきたい。起業やイベントに対しての補助金についても、移住したあとの就労確保、起業などは重要だと考えている。現在補助金の見直しを行っている。行政だけでなく、まちに住んでいて、このまちを好きな人からの発信が大切。

 

Q:自身は広島から飯南高校に入学し、飯南町が良い町だと感じている。一方、地元の生徒は町から出たいという意見の人が多いように感じる。地元の人がまちの魅力を感じるような事業をしてほしい。

A:外部から来た人でないと気づかない魅力もあると思う。町外向けだけでなく、町内の人にも発信していきたい。そうした魅力を感じてくれた人と一緒に、まちづくりを行っていきたい。

 

Q:中学校を合併すると通学の負担が多いが、通学時間を短縮するための支援をしてほしい。

A:中学校の設置場所についてはまだ決まっていないが、通学時間も考慮して負担がかからないよう検討していく。

 

Q:保健福祉課より自治会長に要支援者名簿が送られてくるが、施設入所者など更新されていない。

A:毎年住民基本台帳を基に更新しているが漏れがあったかもしれない。再度確認する。

 

Q:学習支援館があることで学習意欲がわき、非常に助かっている。他の地区にも配置する、または小学生対象とするなどしては。

A:中学生対象は来島・頓原会場がある。小学生は長期休業中などに講座開講している。町内各所に支援館を設置できれば良いが、指導する人材、財政的なことから全ての地区には設置できていない状況である。

 

Q:自治協働は、役場と住民が一緒に取り組むことが大切。本日の座談会の出席者は行政職員、自治会役員が多く課題だと感じる。

A:地域づくりに無関心にならないよう、前に進んでいることが分かるような発信を行っていく。

 

Q:教育基本計画の策定はどのように進めていくのか。住民の意見を聞くとあるが、どのように意見を集めるのか。

A:スクールバスの状況、施設老朽化などを考慮して教育委員会で策定する。住民の意見の集約の仕方として、町政座談会、中学生へ意見を聞くことも予定している。おおよその計画ができれば住民説明会を予定している。

頓原地区(7月29日/ふれあいホールみせん)

Q:来島牧場や赤名酒造に対して管理料を拠出する意味合いは。町費を使って民間企業に対して助成をして町民への見返りはあるのか。

A:来島牧場は20億ぐらいの設備整備をされたが、町からではなく、国からの補助である。また、赤名酒造は町唯一の酒蔵であり、誇れる産品を造り守っていくために、酒づくり交流館に対して指定管理料を出している。

 

Q:役場職員の労務管理について。意図的に朝早く出席して、労働時間を引っ張っていると聞くが、実態はどうなのか。

A:管理職からは朝の時間外勤務命令は出しておらず、時間外勤務として手当を支給していない。各管理職が適正に管理している。

 

Q:役場に出向いてマイナンバーカードを作れない人への支援はないか。

A:本町のマイナンバーカードの交付率は82.7パーセント(6月末時点)。マイナンバーカードの健康保険証利用の推進もあり、交付率を上げるために出張交付サービスの検討を進めていく。

 

Q:飯南病院以外で検査を希望する場合、医師に相談しやすい環境にならないか。

A:(※)セカンドオピニオン制度もあり、気軽に医師に相談していただきたいが、難しい場合は、飯南病院2階の窓口で相談いただければ対応する。相談窓口があることも周知していく。※他の医療機関で第2の意見を求めること

 

Q:スクールバスを運行を降雪量などにより、臨機応変に変えてもらうことができるか。

A:町の規則に則っているため、個人個人の要望に対応していくのは難しいが検討していく。

 

Q:国道・県道の横断歩道が消えている。国道・県道共にオーバーレイをしているが、もっと要望してほしいと思う。

A:横断歩道の白線は建設課で調査をしたところ、約50カ所白線が消えているところがあった。町長が要望に行ったのに併せて、こちらも写真と地図を添付して要望。その中で、いくつかは今年度対応すると回答をいただいている。町としても優先順位をつけて要望、警察にも優先順位をつけて対応する。住民課と連携して対応していきたい。

 

Q:燃料高騰対策、住宅環境整備の補助制度があると聞くが、住民のところへ届いていない。

A:エコリフォームの助成金は自治区文書で周知している。エコ診断を受けたものを対象に助成を行っている。

 

Q:「余白あります。」の意味を知りたい。

A:2年前に町を盛り上げていく、住民と盛り上げていくために町民とともに作成。飯南町にはいろいろな可能性が広がっているという意味で作っている。まだまだ知ってもらう機会が不足しているため、今後も周知していきたい。

 

Q:役場の採用について町外の人ではなく、町内に留まる人々を採用するのはどうか。

A:職員は、地域や性別などで限定して採用できない。さまざまな活動に参加したり、町のために働いてくれる職員を採用したい。町内に住めるような取組を進めていきたいが、事情があって町外に住んでいる職員もいるため、ご理解をいただきたい。

 

Q:昨年度の座談会で作成したマンダラチャートはどうなったか。

A:新しい総合振興計画に反映させるために作ったもので、ホームページに掲載してある。探すのが難しい場合には問合せいただきたい。総合振興計画の作成経過もホームページにアップしている。

 

Q:UIターンが増えている中で、小学校の学童を見守れる大人の数が少なく感じているがどうか。

A:教育環境基本方針で地域で育てると掲げている中で、放課後子ども教室でスタッフの確保に非常に苦慮している。民間企業での対応も検討している。

 

Q:今回のように意見交換をする会などは、事前に資料を配布できないか。

A:どのようなやり方が良いのか考えていく中で、参考にしていきたい。

 

Q:道の駅頓原裏の緑地公園整備計画の状況が分からないがどうなっているか。どのくらいの期間・費用で作っていく予定か。

A:昨年度の意見交換会や議会でも意見があり、しっかりと説明をしながら進めていきたい。こども広場整備は、道の駅との兼ね合いもある中、状況をお示しできていない。現段階では、規模については明言できない。

 

Q:太陽光・薪ストーブの補助金は、規模の大きなものに対しての補助になっている。小規模で考えていたが、補助が活用できず残念。新築を建てるのは環境破壊につながるので、空き家を活用した脱炭素を検討してほしい。

A:町としての方針や計画を練っている段階。限られた財源の中で、有益な事業を考えたい。補助金についても次年度以降に向けて考えていく。

 

Q:住民主体のまちづくりというが、行政が実施したものが中心になっている状況で、住民主体と言えるのか。住民が動くことに対して支援や繋いでいくことが必要なのではないか。

A:住民の方々が主体的に動くものに対して支援していきたい。

志々地区(7月31日/さつき会館)

Q:令和4年度町政座談会で、町指定管理の宿泊施設の在り方を検討する、一本化するということだったが、その後どのような計画になっているか。それぞれの宿泊施設には特色があると思うので、集約する場合には住民に十分説明してもらいたい。

A:それぞれ老朽化、また人件費、維持費がかかるということで検討している。令和5年度末に調査委託の結果が出て、現在それをもとに検討中。議会常任委員会、全員協議会で報告。3つの施設を1つに集約し新たな施設を建てることを検討。レストラン機能はそれぞれ残し、宴会機能は旧町単位で残す。住民の皆さんには再度説明する機会を設けたい。第3次総合振興計画には盛り込む予定。

 

Q:町の10周年の際には町民歌ができたが、20周年に向けて町民音頭をつくってはどうか。

A:20周年の記念事業は2月15日に行うことを計画。式典などの内容は検討中。町民音頭については検討する。

 

Q:公用車を利用することの考え方だが、駅や観光地の駐車場に公用車を設置して、レンタカーのように使用できるようにしてはどうか。

A:公用車なので、保険のことなども課題があるが、レンタカーのような利用の仕方も検討していく。

 

Q:三瓶周辺の観光・交流について。飯南町、大田市、美郷町の人的交流ができていないと思う。三瓶をもっと活用して、観光資源として活用すると盛り上がるのでは。3自治体がバラバラで動いているので、まとまって動くとさらに交流が増えるのではないか。

A:コロナ禍で交流が少なくなった際に、三瓶周辺地域で行われるイベント等の情報共有をしようと働きかけをした。町内の小学校に他自治体のイベントを紹介するなど、三瓶を中心とした交流は少しずつ動き出している。観光については、三瓶広域ツーリズムがあり、温泉・山・特産品などの交流は進めている。ホームページを立ち上げているが、今後もさらに広域的な観光事業の展開や活用をしていきたい。

 

Q:橋の整備を昨年4月に陳情してから回答がない。特に橋の改修を希望している。

A:欄干の傷みや塗装は今年度中に改修予定。幅の改善は難しく、時間を要します。

 

Q:地域振興は、行政が全て行うのではなく、地域の人がまずは自分たちで地域づくりに取り組んでいくことが必要だと思う。3月の町議会所信表明で、町長から「地域振興」という文言がなかったが、町長から地域振興についての意気込みを聞きたい。

A:いろいろな役割や立場の人が一緒になって地域を盛り上げたい。地域のコミュニティについては再編を考えており、農業関係の組織を、飯南担い手協議会として再編した。1町1法人という考え方のもと、地域を守っていく。ただ、法人個人に関わらず農地を守っていく必要がある。地域の方が元気で、行政と一緒になったまちづくりを進めていきたい。

 

Q:イベントなどの開催で、放送やホームページでも、事前の告知をしてほしい。日程などといった情報が少ないので掲載してほしい。

A:町民の皆さんに情報が届くよう、知っていただく機会をもっと設けていく。ホームページでの公開もするが、新着に埋もれてしまう場合もあり、今後の課題とさせていただく。

 

Q:獅子から志津見にかけての県道が曲がりくねって運転が危ない。道路の改善を検討してもらいたい。

A:検討はされているが、予算がつかず進んでいない部分もある。災害防止・維持修繕をメインにしているため、危ない箇所については県にもさらに要望していく。

 

Q:志津見から角井にかけての道路周辺の草が枯れていた。いつもはきれいに草刈りされているが、今年は除草剤をまくだけで草刈りをされていない。地域の方はハートフル活動や個人などで草刈りをされている。建設課から県へ要望してほしい。

A:しっかりと強く、県には要望していくきます。

 

Q:志々小学校の耐震調査について、具体的な時期や耐震調査の内容を知りたい。

A:小学校は4校とも存続の方向だが、学校施設の耐震が問題。志々小学校は、8月末から9月初めにかけて出る調査結果をもとに、耐震改修の内容を検討する。住民の皆さんには中学校の再編計画とあわせてしっかりと説明をしていく。

 

Q:太陽光パネルは、個人でやると何年で採算が取れるのか。また、大規模ソーラーパネルの設置は検討しているのか。

A:どのくらいで採算が取れるかは把握していないが、県の補助金があり、それに町の補助金を上乗せする。太陽光パネルの補助金は近年は申請がないので、仕組みや内容の検討余地がある。メガソーラー(公共施設への太陽光パネル)の設置は昨年度に調査開始し、どの施設に設置できるかを検討中。来年度に向けて、設置可能なところは進めていく。

 

Q:い~にゃんPAYを利用できる店舗や、利用する人が少なく、そもそも利点を感じている人が少ない。全ての人にメリットが伝わると良いが今後どのように活用していくか。

A:小学生以上を対象として、現在91.8パーセント。今後さらに町民の皆さんにメリットがあり、利用しやすいものに改善していきたい。

 

Q:中学校を1校にするということだが、場所はどうするか。

A:広いエリアの町内で、生徒の通学時間は1時間くらいになるような場所を検討。その中で場所を決めていきたい。再編するのであれば、何年度にどこの場所に設置するかを丁寧に説明したい。なお中学校の再編は今の段階では明言できない。

 

Q:議会では基本条例で「議会議員は町民の意見を反映するため、町民との意見交換をすること」とされている。議員さんに町民の声を聞く機会をいただけるようお願いしたい。

A:議員活動として座談会にも出席いただいている。いただいた意見は議員へお伝えする。また、議会の活性化委員会が設立された。住民と行政をつなぐ役目を持つので、取組を始めていく。