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志津見ダム及び周辺地域の「河川空間のオープン化」
令和7年2月28日、志津見ダム及びダム周辺地域が、河川敷地占用許可準則基準に基づく「都市・地域再生等利用区域」に指定(河川空間のオープン化)されました。
河川空間のオープン化は、中国地方では13例目、ダムとしては中国地方初となります。
河川空間のオープン化とは
河川敷地の占用は、原則として公的主体(地方公共団体等)に限られており、営業活動を行うことはできません。しかし、河川敷地をにぎわいのある水辺空間として積極的に活用したいという要望の高まりを受け、平成23年度に河川敷地占用許可準則が改正され、一定の要件を満たす場合、営業活動を行う事業者等による河川敷地の利用が可能となりました。これを「河川空間のオープン化」といいます。
詳しくはこちら⇒河川敷地占用許可準則について - 国土交通省水管理・国土保全局 (mlit.go.jp)<外部リンク>
志津見ダム及び周辺施設のオープン化
志津見ダム周辺地域では、現在、令和5年3月に策定した「第2次志津見ダム水源地域ビジョン」を基に、豊かな自然環境、志津見ダムなどの地域資源を活用した地域づくりに取り組んでいます。ポピー祭やコスモス祭などのフラワーイベント開催、大学生との田舎体験交流のほか、ダム本体を活用した「ダム貯蔵酒」の取り組みなどを実施しています。
今後、志津見ダムの更なるピーアール及び周辺地域の賑わい創出に繋がる取り組みを拡げていくため、多様な主体の参画・事業展開が可能となる「河川空間のオープン化」を国に要望し、この度の指定となりました。新たな事業者等による幅広い利活用を進め、活気のある地域づくりに引き続き取り組んでいきます。
オープン化の区域
(1)志津見ダム及び周辺施設
ダム堤体内・リムトンネルを使った酒や野菜・加工品などの貯蔵、
ダム展望広場でのイベントの実施、飲食物の提供及び物品の販売、
ダム関連施設を活用したアクティビティ、Ev充電スポット整備 など
(2)東三瓶フラワーバレー イベント広場
フラワーイベント(ポピー祭・コスモス祭)などの開催、飲食物の提供及び物品の販売、
小堰堤を活用した水辺イベントの開催 など
(3)神戸の森・多目的広場
神戸の森(自然公園)・アジサイの活用、
志々桜広場(水辺公園・多目的広場)でのイベント・交流事業実施 など
(1)~(3)の区域図はこちら→指定区域図 [PDFファイル/308KB]
オープン化後の指定区域内の施設利用
オープン化区域の利用に関する申請は、飯南町役場で受け付けます。
申請様式はこちら→都市・地域再生等利用区域利用許可申請書 [PDFファイル/60KB]
※1)収益事業を伴うイベントを行う場合には、利用料金が必要となります。
※2)申請書のほか、イベント等の内容がわかる資料の提出をお願いする場合があります。手続きの詳しい内容は、まちづくり推進課までお問合せください。