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当時、頓原町在住であった勝部正郊氏が収集・整理した民具が昭和43年5月31日、国の重要文化財に指定されました。これらの民俗資料は現在、飯南町民俗資料館で見ることができます。
昭和38年に開始された国道54号線の全面改修工事は総延長187キロメートルの区間に総額148億円を投入、おもな橋梁17ヶ所、トンネル9ヶ所を新設するなどし、昭和46年に全線開通の運びとなりました。54号線では「通り始め」が行われ、沿線の市町村では祝賀アーチをつくり、くす球を割ってパレードの車列を祝いました。
昭和46年、昭和天皇・皇后両陛下は三瓶山で行われた全国植樹祭にご出席されるため来県されました。途中、志々小学校(飯南町八神)へお立ち寄りになり雪に関する民俗資料と児童のなわとび体操をご覧になられました。
昭和52年11月1日、島根県自然環境保全地域の第1号として指定されました。特別地区8月01日haを含む30.18ヘクタールが保護の指定を受けています。
この日の夕方、雷を伴った豪雨と共に直径3~5cmのひょうが町内を襲いました。作付けされていた農作物は大きな被害を受けました。特に旧赤来町での被害は大きく、建物への被害を含め、その額は2億5千万円にものぼりました。
1月の暴風雪、6月の地震・ひょうと天災にたびたび見舞われた年でした。
昭和62年9月8日、標高830.3メートルの山頂を中心とした2.73ヘクタールが島根県自然環境保全地域に指定されました。
平成6年4月1日、由來八幡宮(飯南町頓原)において継承されてきた頭屋祭行事が無形民俗文化財として島根県の指定をうけました。この行事は毎年11月7、8日の両日を中心に同社において執り行われています。